電話を早くとる

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電話を早くとることでは新潟県で一番 取材をお願いしようと電話をかけると、呼び出し音が鳴らないう ちに「はい、この会社でございます」と大きな声が返ってき た。「この会社は元気のいい会社だよ」と耳にしていたが、 まさにその通りだった。あとでわかったことだが、この会社 の社訓には二、元気な挨拶。二、明るい笑顔。三、素直な心』と あって、電話を早くとることでは新潟県で一番になろうとしている のだった。

元気なこの会社

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そんな元気なこの会社という会社を訪ねるべく、冬ともなだが、一○%を超えているというのは悪い数字ではない。むしろ高いといってもいいもので、こ うしたシェア率をこの会社が誇れるのも、地域を限定して密着型で事業を展開しているか らだといえる。 経営原則は「分相応」「本業第一」でも五年ほど前までは地域密着型では蔵かつたI。もっと広い範囲でどこからでも仕事をと ってやろうという姿勢だった、と言う。車を走らせながら藤田さんは、これまでの自分の歩みを 語りだした 藤田さんはその昔、彼の父親が中里村で経営していた藤田木材の専務だった11も 「でも自分で好きなことをやりたくて、飛び出してしまいました。その時、増改築をやってみよ うとフラワーホーミングという社名で始めたのですが、仕事はどこからでも取れると思っていま した。売れる自信がありましたから、市場はどこでもよく、あれこれ手を広げていったのです。 そこで、新潟日報の誘いで長岡ニュータウンで行われた住宅展示会に出展したのです。私にして みれば初めて大きな湖に行ったようなもので六○○○万円ほど投資をし、大きな魚を釣って帰ろ うと思っていました」